増田道場活動報告 |

●セルビア
最初の講習はセルビアの首都、ベルグラードで5月10日(金)より12日(日)まで行われました。週末にはハンガリー、ブルガリア、北マケドニア等から人が集まり総勢150人ほどの盛大な講習会となりました。
日曜日に審査を行い初段1名、弍段3名、四段1名の方が合格しました。
※セルビア講習会参加者
●ブルガリア
次の講習会はブルガリアの首都、ソフィアで5月17日(金)より19日(日)まで行われました。セルビアほどではなかった物の週末にはセルビアの方々の参加があり、50人ほどの講習会となりました。
日曜日に審査を行い弍段1名、参段2名の方が合格しました。
講習会の内容はセルビア・ブルガリアどちら共返し技、変化応用技、太刀取り、杖取りなど主に弍段以上の審査の中心となる技の稽古となりました。
日程的、体力的に少し大変ですが、来年も同じ時期に講習会を行いますので、時間のある方は是非参加してみてください。
※ブルガリア講習会参加者

●ハンガリー
8月1日(木)より4日(日)までハンガリーのペーチェで講習会を行いました。
ペーチェは首都ブタペストより車で2時間ほど南へ向かった街で、ローマ時代から栄えた古い街です。作曲家リストも一時期住んでおり、ヨーロッパでも有名な保養地です。
1日(木)より講習会はスタートしましたが、ハンガリーもやはり異常気象で今まで経験したことのない暑さでした。昼間に高温になり夕方に雷雨というまるで日本のような気候が講習会の間中続きました。そんな暑い中でも週末には150名弱の方々が稽古に参加しました。
今回最終日の昇段審査に初段4名、弐段5名、参段1名、四段1名の受験者がいました。そのため講習会も審査技を中心にした返し技、太刀取り、二人取り等の稽古を行いました。
また、ペーチェのガボル・バロク氏率いる琢磨道場が設立15周年を迎えたため、それを記念し土曜日には演武会も行われました。
日曜日の審査は暑い中でも皆さん良く動けており、全員合格しました。
※演武会にて ※ハンガリー講習会参加者
●イギリス
8月9日(金)より11日(日)までイギリスのブリストルで講習会を行いました。
イギリスはハンガリーと打って変わって昼間でも半袖では少し寒い位の気温でした。ブリストルに来るのは初めてなので、8日(金)の昼間は観光の時間を頂きました。ブリストルには世界で初めて作られた鉄の吊り橋がありそれを見学したり、街の中央にある大聖堂を見たりと半日楽しませてもらいました。
今回の講習会では日曜日の審査で受験する人が弐段1名のため、弐段の技を練習すると共に、講習会参加者の人数も少なかったため、皆さんが普段稽古していて気になる所を聞き、それに答える形で稽古を進めました。気温も最適で皆さん楽しんで稽古をしていました。
※クリフトン吊り橋の前で ※イギリス講習会参加者
今回の小林道場五十五周年記念行事にはハンガリーやイギリスから沢山の人が来ます。皆さんも楽しく海外の人達と稽古をしましょう!
2024年10月アルゼンチン・チリ講習会報告
10月17日(木)より27日(日)までアルゼンチン感謝道場・アレハンドロ ヌエツ氏及びチリ光道場・ラウル ゴンザロ氏の招きによりアルゼンチンのラプラタ市及びチリのサンチャゴ市で講習会及び審査会を行なって来ました。
●アルゼンチン
アルゼンチの講習会は18日(金)から21日(月)まで行われました。
また、審査は20日(日)に行われ初段2名、弍段1名が受験し全員が合格しました。
今回の講習会は審査の関係で主に審査規定の初段及び弍段の技を中心に指導を行いました。特に弍段の連続技や二人掛けがあまり理解できていず、それらの部分を重点的に稽古しました。
ラプラタ市は対岸まで20キロという途轍もなく広いラプラタ川に隣接する都市です。空いた時間に自然公園でラプラタ川を見学しましたが、対岸のウルグアイが見えないとても日本基準の“川“とは呼べない代物で、初めてこの川を見た方はとてもこれを“川“とは信じられないでしょう。
また、審査は27日(日)行われ初段2名が受験し2名とも合格しました。
※アルゼンチン講習会参加者 ※ラプラタ川
●チリ
チリの講習会は10月24日(木)から27日(日)まで行われました。
講習会の参加者はまだ級の方々が多く、基本技や受験者のいる初段の技を中心に稽古をしてきました。
チリ、特にサンチャゴはアルゼンチンとは一転して周りを3000メートル級の山々に囲まれた大変景色の良い街です。時間空いた時にハイキングも楽しみました。ただ、ハイキングとは言ってもハイキング慣れしていない私に取ってはしっかり“登山“でしたが…
※チリ講習会参加者 ※ハイキング
次回の私の講習会は再来年です。機会があればご一緒に(片道30時間程かかりますが…)