増田道場活動報告

 
2024年5月セルビア・ブルガリア講習会報告
 
5月9日(木)より5月19日(日)まで、セルビアのゾラン師範、及びブルガリアのニコライ師範の招きによりセルビア及びブルガリアで講習会を行なってきました。

●セルビア

最初の講習はセルビアの首都、ベルグラードで5月10日(金)より12日(日)まで行われました。週末にはハンガリー、ブルガリア、北マケドニア等から人が集まり総勢150人ほどの盛大な講習会となりました。
日曜日に審査を行い初段1名、弍段3名、四段1名の方が合格しました。

※セルビア講習会参加者

●ブルガリア

次の講習会はブルガリアの首都、ソフィアで5月17日(金)より19日(日)まで行われました。セルビアほどではなかった物の週末にはセルビアの方々の参加があり、50人ほどの講習会となりました。

日曜日に審査を行い弍段1名、参段2名の方が合格しました。
講習会の内容はセルビア・ブルガリアどちら共返し技、変化応用技、太刀取り、杖取りなど主に弍段以上の審査の中心となる技の稽古となりました。
日程的、体力的に少し大変ですが、来年も同じ時期に講習会を行いますので、時間のある方は是非参加してみてください。

※ブルガリア講習会参加者

 

2024年8月ハンガリー・イギリス講習会報告
 
8月1日(木)より11日(日)までハンガリー合気道小林道場協会及びイギリス合気道小林道場より招聘を受け講習会を行なってきました。

●ハンガリー
8月1日(木)より4日(日)までハンガリーのペーチェで講習会を行いました。
ペーチェは首都ブタペストより車で2時間ほど南へ向かった街で、ローマ時代から栄えた古い街です。作曲家リストも一時期住んでおり、ヨーロッパでも有名な保養地です。
1日(木)より講習会はスタートしましたが、ハンガリーもやはり異常気象で今まで経験したことのない暑さでした。昼間に高温になり夕方に雷雨というまるで日本のような気候が講習会の間中続きました。そんな暑い中でも週末には150名弱の方々が稽古に参加しました。
今回最終日の昇段審査に初段4名、弐段5名、参段1名、四段1名の受験者がいました。そのため講習会も審査技を中心にした返し技、太刀取り、二人取り等の稽古を行いました。

また、ペーチェのガボル・バロク氏率いる琢磨道場が設立15周年を迎えたため、それを記念し土曜日には演武会も行われました。

日曜日の審査は暑い中でも皆さん良く動けており、全員合格しました。

  

※演武会にて                         ※ハンガリー講習会参加者

 ●イギリス

8月9日(金)より11日(日)までイギリスのブリストルで講習会を行いました。

イギリスはハンガリーと打って変わって昼間でも半袖では少し寒い位の気温でした。ブリストルに来るのは初めてなので、8日(金)の昼間は観光の時間を頂きました。ブリストルには世界で初めて作られた鉄の吊り橋がありそれを見学したり、街の中央にある大聖堂を見たりと半日楽しませてもらいました。

今回の講習会では日曜日の審査で受験する人が弐段1名のため、弐段の技を練習すると共に、講習会参加者の人数も少なかったため、皆さんが普段稽古していて気になる所を聞き、それに答える形で稽古を進めました。気温も最適で皆さん楽しんで稽古をしていました。

  

※クリフトン吊り橋の前で                 ※イギリス講習会参加者

今回の小林道場五十五周年記念行事にはハンガリーやイギリスから沢山の人が来ます。皆さんも楽しく海外の人達と稽古をしましょう!

 

2024年10月アルゼンチン・チリ講習会報告

10月17日(木)より27日(日)までアルゼンチン感謝道場・アレハンドロ ヌエツ氏及びチリ光道場・ラウル ゴンザロ氏の招きによりアルゼンチンのラプラタ市及びチリのサンチャゴ市で講習会及び審査会を行なって来ました。

●アルゼンチン

アルゼンチの講習会は18日(金)から21日(月)まで行われました。

また、審査は20日(日)に行われ初段2名、弍段1名が受験し全員が合格しました。

今回の講習会は審査の関係で主に審査規定の初段及び弍段の技を中心に指導を行いました。特に弍段の連続技や二人掛けがあまり理解できていず、それらの部分を重点的に稽古しました。

ラプラタ市は対岸まで20キロという途轍もなく広いラプラタ川に隣接する都市です。空いた時間に自然公園でラプラタ川を見学しましたが、対岸のウルグアイが見えないとても日本基準の“川“とは呼べない代物で、初めてこの川を見た方はとてもこれを“川“とは信じられないでしょう。

また、審査は27日(日)行われ初段2名が受験し2名とも合格しました。

  

※アルゼンチン講習会参加者          ※ラプラタ川

チリ

チリの講習会は10月24日(木)から27日(日)まで行われました。

講習会の参加者はまだ級の方々が多く、基本技や受験者のいる初段の技を中心に稽古をしてきました。

チリ、特にサンチャゴはアルゼンチンとは一転して周りを3000メートル級の山々に囲まれた大変景色の良い街です。時間空いた時にハイキングも楽しみました。ただ、ハイキングとは言ってもハイキング慣れしていない私に取ってはしっかり“登山“でしたが…

    

※チリ講習会参加者             ※ハイキング

 次回の私の講習会は再来年です。機会があればご一緒に(片道30時間程かかりますが…)  

   

 2025年5月セルビア・ブルガリア講習会報告

5月8日(木)より5月18日(日)までセルビア・ブルガリアで講習会•審査を行って来ました。

 •セルビア
セルビアには8日(木)に到着しました。現地では責任者のゾラン氏の出迎えを受けそのままホテルへ向かいました。
講習会は9日より開始しました。稽古回数は9日は子供クラス1回•一般クラス1回の計2回、10日は子供クラス2回•一般クラス2回の計4回、11日は子供クラス1回•一般クラス1回の計2回、講習会を通して総合計で8回の稽古を行いました。
日本の子供クラスでは安全を配慮して大人の技を少し変えて教えています。しかし海外の場合は普通に大人の技を稽古しています。ただ、やはり難しい技は出来ないので一般クラス審査の7級〜5級程度の技を中心とした稽古を行いました。
一般クラスでは今回は審査もあるので、主に返し技を中心とした稽古を行いました。
審査は初段が6人、二段が1人、三段が2人受験、全員が合格しました。
 
 ※セルビア昇段者
 
●ブルガリア
ブルガリアには15日(木)に到着し、現地ではブルガリア責任者のニコライ夫妻の出迎えを受けました。今年はニコライ氏の道場の30周年で土曜日の稽古後小さなパーティーが行われました。
講習会は16日から18日まで行われました。
稽古回数は16日は一般クラス1回、17日は一般クラス4回、18日は子供クラス1回、一般クラス1回の計2回、講習会を通して一般クラス6回、子供クラス1回の計7回の稽古を行いました。
子供クラスはセルビアと同じ様に7級〜5級の技を行いました。
今回ブルガリアでは審査受験者が三段1人だったので、一般クラスの講習会も三段の技を中心に指導することとなりました。
そして最終日の審査では三段受験者も無事昇段しました。
 
来年も同じ時期にセルビアとブルガリアの講習会があります。ご希望の方は参加できますのでご連絡下さい。
 
 
※ブルガリア子供クラス